飲み込む力、大丈夫ですか?~嚥下機能低下から誤嚥性肺炎を起こさぬために

2018/07/21

こんな症状ありませんか?

“最近食べるときに前より引っ掛かることが増えた…”

“食べるときにムセるようになった…”

誰しも飲み込む力(嚥下機能)は年齢とともに落ちてきます。

年齢だけでなく、病気や体力が落ちてしまうと嚥下機能の低下が加速します。

飲み込む力が弱ると、食べたものが気管に入り肺にまで入り込む、いわゆる誤嚥を起こす危険性が高まります。

 

危険な誤嚥性肺炎

誤嚥を起こすと、気管や肺の中で細菌が増殖して誤嚥性肺炎になります。

もともとの体力も落ちている場合が多いのでしばしば重症になり、命の危険もあります。

そうなってしまってから病院を受診するのでは遅いのです。

 

嚥下機能をまずはチェック!

飲み込みが悪くなってきたかな?と感じた場合は、まず耳鼻科で行う内視鏡でのどの状態を確認しましょう。

食事摂取が危険なレベルなのにそのまま食事をされているケースから、少し飲み込む力が落ちかけているだけでのどのトレーニングの良い適応になるケースまで様々です。

 

のどをトレーニング!

そうならないためには、まだひどくないうちから嚥下のための筋肉を鍛えて筋力アップ+筋肉を柔らかくして動きをスムーズにさせていくことがとても重要です。

すでに嚥下機能が落ちてしまってきた方でも、効果が期待できます。

①嚥下おでこ体操

おでこに手のひらを押し当てて、おでこと手のひらとで押し合うように力を入れます。

頭は下に力を入れるように、手はそれに対抗するように力を入れます。

その状態で5秒キープ。これを5~10回繰り返します。

 

②あご持ち上げ体操

あごの下に両手の親指を当てて、あごを持ち上げるように力をいれます。頭は下方向に力を込めます。

その状態で5秒キープ。これを5~10回繰り返します。

 

 

これら以外にも首回りをほぐす他の体操も加えるとより有効です。

 

個々の状態、病気の有無によって有効な治療法は変わってきますので、まずはご自身だけで判断せず、嚥下状態をしっかり診れる耳鼻咽喉科を受診して確認をしましょう!

 

 

 


 

 

記事をご覧いただきありがとうございます!

“みんなが笑顔で生活することに貢献する”。を理念に、しまなみ海道の尾道市向島町で耳鼻咽喉科医をさせていただいてます。

 

その理念を達成するため、丁寧かつお待たせしない診療を目指します。

ここが違う!という部分の一端を紹介します。

 

🌟見える診療で安心、納得

みみ、はな、のどの病気も内視鏡カメラで見て治療ができるようにしています。患者さんの正面にそのための大画面モニターを配置しています。

お子さんの中耳炎も含め、見える化で責任を持って治療にあたります。

 

🌟お待たせしない工夫

診療にしっかり時間を使えるように様々なオペレーションの進化を日々考え、現在も進化中です。

また、web順番予約を使えば、おうちで順番を取り、自分が何番目か、現在何番目まで診察されているか分かるので院内での待ち時間はほとんどありません。

 

🌟病気の知識を深めてもらう工夫

治療効果を最大限に活かすためにも、病気の知識が重要です。

そのため病気によってオリジナルリーフレットをお渡しし、さらに追加説明が必要なものは作成した動画をiPadでご覧頂いたりします。

お子さんの中耳炎、アレルギー性鼻炎、溶連菌などの感染症などでも、親の病気に対する正しい知識が重要です!

 

🌟オーダーメイドな治療

同じ病気でも、治療の選択肢は一つではありません。

患者さんの置かれている環境、生活スタイルや希望も含めて治療を考えていきます。